仏式(フレンチ)バルブ 空気入れ

スポーツ車に使われることの多い仏式(フレンチ)バルブです。

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空気入れが異なります。

一般車用の空気入れでは、そのまま空気を入れる事が出来ず、専用の空気入れまたは、アダプターが必要になります。

Pump
仏式と記載されているポンプを選んでください。

普通のポンプで入れるためのアダプター

このような、仏式→英式変換アダプターもあります。
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バルブとアダプターの隙間から空気が漏れるので、シールテープなどで漏れの防止をしないと、高圧の空気は入りません。

シールテープは

ホームセンターの水道用品売り場で入手できます。

空気入れの儀式

アダプター付きで販売されている自転車もありますが、仏式(フレンチ)バルブは、高圧の空気が入るタイヤに使われているので、バルブ内部で弁が貼りついていることが多いです。

その為、アダプターを外して、最初の画像の状態にし、丸ナットを緩めて押し込んで弁の貼り付きを剥がしてやらなければいけません。
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バルブを分解して、中の空洞をオレンジで描いてみました。
これで、丸ナットを緩めないといけない理由が分かって貰えるでしょうか?

口金の使い方

専用の空気入れでは、口金はこのような形をしています。

上下に口が有り、レバーが付いています。

レバーは上下に回転します。

仏式(フレンチ)バルブ用        米式(シュレッダー)バルブ用 車やバイクにも入れられます。   

レバーを反対側に回すと、

ゴムの内径が小さくなって、バルブを咥えてくれます。(判りずらいです。実物で確認してください。)

いよいよ空気入れです

先ほども、記載しましたが、トップナットを緩め、

口金のレバーが起きていない状態で、口金にバルブを差し込みます。

レバーを起こして、バルブをしっかり咥え

空気を入れてやります。

必要な空気圧は、タイヤのサイドに表記されています。
このタイヤは、3.5気圧から6気圧が使用範囲です。

空気を入れ終わったら、逆の手順で、レバーを倒し、バルブを引き抜き、丸ナットを締めます。
バルブは案外もろいので、倒さないようまっすぐ引き抜いてください。