当店の特異性として、作業ミスの多さと、タイヤ劣化の多さがあると思います。
揉まれパンクや、タイヤの摩耗があっても、なるべく部品交換をしないで製品の寿命の限界まで使っていただくことをお願いしています。
揉まれパンクの再発時に、お客様の空気圧管理に問題を感じなければ、修理ミスとしてカウントしています。
バルブ根元パンクの試行で、再発したものも修理ミスです。
一般の自転車店様と比べると、出張修理という特性から、修理件数は少ないです。
多分1/3以下だと思いますが、それなりの件数はありますので、参考にはしていただけるかと思います。
原因を見ていただくと、空気圧不足の割合が大きいです。
虫ゴム切れの利率も大きく、空気圧管理をして、年一回の虫ゴム交換を実施して頂ければ、大半のパンクはパンク防止剤やパンクしにくいタイヤに頼らなくても防げますし、パンク防止剤やパンクしにくいタイヤで防げるパンクは、当店での集計では7%しかありません。
前輪のほうが、空気圧不足の影響は受けにくいようです。
理由としては、自転車乗車時の体重配分が前輪:後輪=1:2に近い配分だったり、駆動のトルクが掛かることがあるのではと思います。
気温のグラフ化はしていませんが、件数だけ見ると暑い時期に虫ゴム切れが多そうです。
依頼件数に占める虫ゴム切れの比率を見ると、寒い時期でも比率が高いこともあり、単純に暑い時期に虫ゴムが切れやすいと結論付けるのは早計のようです。
2019年の各月ごとの集計データはこちらです